山口県の最南端、瀬戸内海に突き出た室津半島の南端部と、長島、八島、祝島などの島々からなる上関町は、藩政時代には下関、中関(現在の防府市)と共に毛利藩の周防灘三海関の一つが置かれ、北前船などの海上交通の要衝としてにぎわいました。参勤交代の九州諸大名や朝鮮通信使が乗った船の寄港地として、賓客を接待する迎賓館(御茶屋)も建てられていました。 現在は、透き通る海と緑豊かな島々に囲まれた海産物のまちとして観光客を集め、とりわけフグでは全国的に名を馳せています。また、かつて村上水軍の砦がおかれていたことにちなみ、毎年7月下旬に開催される「水軍まつり」には、花火大会、御座船による歴史探訪クルージング、漁船パレードなど盛りだくさんのイベントに多くの人が集まります。
さらに原子力発電所の立地も計画されており、21世紀に向けて新しいまちの未来が始まろうとしています。
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